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展覧会
04/29/2023(Sat)
- 06/11/2023(Sun)
春の特別展「武者小路実篤の1923年」
関東 調布市武者小路実篤記念館
open 9:00 end 17:00

今から100年前の大正12(1923)年、30代後半を迎えた実篤は宮崎県に創設した新しき村で生活していました。新聞や雑誌への寄稿と連載、単行本の刊行、そして最初の全集となる『武者小路実篤全集』を藝術社から発行することが決まるなど、文学者としての歩みを着実に進めていました。
私生活では、互いに気持ちがすれ違っていく房子と献身的に支えてくれる安子、二人の女性の間で揺れ動く自らの心と対峙し、年末には安子との間に待望の子どもが誕生します。
実りある一方で、6月には尊敬する友人で白樺同人の有島武郎が自死、また9月1日には関東大震災が発生し、麹町の実家は地震による火災で全焼、製本を終えて納品を待つばかりの『白樺』9月号は印刷所ごと灰と化して、13年5ヶ月をもって終刊となりました。
禍福ある一年を実篤はどう過ごし、何を思ったのか。その活動を振り返るとともに、日記や書簡から実篤の心情を読み解き、実篤の12ヶ月を追います。

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  • add: 2023-05-21
  • mod: 2023-05-21

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