2020(令和2)年春、中区本町6丁目に横浜市の新しい市庁舎が完成します。大岡川沿いに位置する新市庁舎の建設地は、江戸時代から続く洲干弁天社の社地にあたり、建設に先立っておこなわれた埋蔵文化財(洲干島遺跡)の発掘調査では、開港期の石積み護岸や関東大震災で倒壊した建物基礎などの遺構が発見されました。これらの発見は、開港以降積み重ねられた歴史の上に現在の横浜があることを私たちに教えてくれます。
本展示では、新市庁舎の建設地である北仲通南地区を中心に、開港から震災復興までの都市横浜のすがたを、洲干島遺跡の発掘調査から得られた成果をもとに紹介します。
その他
新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館しておりましたが、6月2日(火)より段階的に開館します。当面の間、10時から16時半のあいだで、1階ギャラリー・旧第一玄関を開館します。常設展示室・企画展示室の観覧およびミュージアムショップはご利用になれませんので、ご注意ください。