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映画
02/28/2020(Fri)
『そっちやない、こっちや コミュニティ・ケアへの道』映画監督・柳澤壽男 傑作福祉ドキュメンタリー 五部作連続上映会
九州 菫舎

集え!孤独で不自由な者たちーー
2019.11ー2020.3
映画監督・柳澤壽男
傑作福祉ドキュメンタリー
五部作連続上映会
2020年2月28日(金)
『そっちやない、こっちや コミュニティ・ケアへの道』
(1982年/カラー/1時間53分)
愛知県知多市の療育グループの記録で、障害者にとってのコミュニティ・ケア=地域福祉とは何かを考える。知的な発達に障害のある人の家族の会「知多市手をつなぐ親の会」などの協力の下、成人となった知的障害者とその親たちの交流、指導員たちと一緒に考え設計した「家」づくりの困難、借り受けた宿舎を改造し共同作業所「ポパイの家」と名付けるコミュニティを完成させる様子などを丹念に記録する。「撮りながら考え、考えながら撮る」原則を貫いて人々を感動させるドキュメンタリーを2年の歳月をかけて完成した。 
柳澤 壽男(やなぎさわ・ひさお)
1916年群馬県生まれ。映画監督。1936年に松竹下加茂撮影所に入社、1940年に『安來ばやし』で劇映画監督としてデビューするが、亀井文夫作品に衝撃を受けて記録映画を志し、1943年に日本映画社に移籍する。戦後は同社で『富士山頂観測所』『海に生きる』などの力作を発表するが、1951年以降はフリーランスの監督として岩波映画製作所、三井芸術プロダクション、日本映画新社などが製作する企業PR映画に携わり、この分野の代表的演出家のひとりとなる。しかしPR映画というジャンルの限界に突き当たり、以降は障害者や難病患者の生き様や周囲の社会を捉えた自主製作の長編ドキュメンタリーへと転じる。1968年の『夜明け前の子どもたち』から1989年の『風とゆききし』までの5本の福祉ドキュメンタリーは代表作となったが、次回作『ナースキャップ』準備中の1999年に死去した。
入場無料(定員40名程/予約受付中)
開場)19:00 開演)19:30
※駐車場は15台ほど有ります。
会場:菫舎
長崎市田中町907
http://sumiresha.wixsite.com/jokokai
お問い合わせ
菫舎
jokokai.zz@gmail.com
上映スケジュール
2019年11月29日(金) 『夜明け前の子どもたち』
2019年12月13日(金) 『ぼくのなかの夜と朝』
2020年1月17日(金) 『甘えることは許されない』
2020年2月28日(金) 『そっちやない、こっちや』
2020年3月19日(木) 『風とゆききし』

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  • add: 2019-09-21
  • mod: 2019-10-19

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