多くの人から愛されたインドゾウのウメ子をはじめ、最盛期の平成初期には、哺乳類・鳥類約70種330点にも及ぶ動物が展示され、小田原城を訪れる人たちを笑顔にしました。また、繁殖や野生動物の緊急保護など、種の保存にも貢献しました。
一方で、昭和34年に本丸跡が国指定史跡となり、翌年には天守閣が再建されるなど、城跡の整備が進んだことによって、平成17年から動物園は縮小し、動物たちは次々と全国の動物園に引き取られていきました。最後に残ったニホンザルが令和5年12月に茨城県の「東筑波ユートピア」に引き取られ、小田原動物園は閉園となりました。
惜しまれつつも閉園した小田原動物園の歴史を振り返る特別展を開催いたします。
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add: 2024-10-27 / mod: 2024-10-27