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2026年は牧野富太郎博士が当園の所在地に転居して100年を迎えます。博士は1926年5月3日に渋谷から移り、1957年に亡くなるまでここで暮らしました。大泉の地は、当時、東京の郊外で武蔵野の雑木林が残るような環境でした。引っ越しは、64歳になった博士にとって、妻スヱとともに抱いた、植物園をつくり、標本館を建てるという夢に向けて、さらなる採集と研究にまい進する新たな門出でした。
この30年余りの間に、庭は、各地から送られたり博士が採集したりした植物を植えて「我が植物園」となり、莫大な数の標本を収めるために牧野植物標品館が1941年に建てられました。博士は最後まで植物の研究をしたいという強い思いをもって学者の人生を全うしました。 本展では、引っ越し100年を記念して博士の暮らしぶりや研究活動を4部構成で振り返ります。まずは、昭和10年代に博士自身や知人の語った話を岡田要之助氏が書き取った資料(初公開)。次に、博士と家族の思い出をよみがえらせる太田隆司氏によるペーパーアートの作品。さらに、博士の大泉周辺での活動がわかる資料。そして博士と記念庭園の歩みをイラストでたどる里見和彦氏の作品「牧野の庭の絵年表」。標本や関連資料とともにこの企画展のために腕をふるわれた太田氏と里見氏の作品をお楽しみください。
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add: 2026-06-11 / mod: 2026-06-20