「真鍮の悦楽 〜 サックス独奏聴き語り」
第2回「カデンツァ」
「サックス独奏」という演奏形態を掘り下げるリスニング&トークイベントです。2回目となる今回のテーマは、楽曲中に現れるサックス独奏の瞬間……「カデンツァ」です。
カデンツァとは、18世紀半ばから近代までのクラシック音楽において、オーケストラなどの伴奏が一旦演奏を止め、「独奏者による無伴奏の即興演奏を(実際に即興演奏が行われる機会は少ないとしても)許容する」箇所のこと。ジャズをはじめとする20世紀以降のポピュラー音楽でもまた、奏者が即興の腕を振るう重要なパートです。このイベントでは、コールマン・ホーキンスやジョン・コルトレーン、エリック・ドルフィー、ソニー・ロリンズなど、ジャズを中心に様々なカデンツァを「サックス独奏の基盤」として取り上げます。
楽曲の一部分であるのを前提として、どのようにしてサックスおよび自己の個性を発揮し、音楽を拡張するか……フリー・インプロヴィゼーションとは異なる魅力があるはずです。また、カデンツァをサックス独奏の一種と捉えることにより、ジャズ・ミュージシャンとフリー・インプロヴァイザー(たとえば松本英彦と阿部薫)を並べて考えるようなことも可能になるかもしれません。
今回は、一瞬のブレイクソロを含む巨匠たちのカデンツァを聴き、語り、その意義を考察します。
日時:2026年8月30日(日)15:00〜18:00(開場14:00 閉店18:00)
場所:四ツ谷「いーぐる」(新宿区四谷1-8ホリナカビルB1F)
料金:¥2000+飲食代金
出演:吉田隆一(バリトンサックス奏者/SF音楽家)、大谷能生(音楽家/批評家)、細田成嗣(ライター/音楽批評)
add: 2026-07-31 / mod: 2026-07-31