本企画展では、江戸から明治時代にかけて活躍した商人に焦点をあて、貨幣博物館所蔵の浮世絵や双六などの絵画資料の中から商いの様子をご紹介します。また、当時使われていた商家の看板や、商人たちが販売スタイルに合わせて使い分けていた数々の道具類を初めて公開します。加えて、江戸時代に商売の販促ツールとして使われた出版物──引札(広告)──などもご紹介します。
商いが大きく発展した江戸時代、商売に関わる人々が効果的な販売促進のために重ねた工夫から、現在にもつながる商いの秘訣を垣間見ていただければ幸いです。
add: 2024-10-19 / mod: 2024-10-19