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展覧会
09/01/2018(Sat)
- 10/28/2018(Sun)
関東大震災95周年 災害情報の伝播と通信社
関東 横浜開港資料館
open 9:30 end 17:00

現在、情報はインターネットやSNSを通じて瞬時に拡散しますが、1925(大正14)年3月のラジオ放送開始以前は、新聞が速報性のある唯一のメディアでした。東京と大阪の両方に拠点を持つ朝日新聞(東京朝日新聞・大阪朝日新聞)や毎日新聞(東京日日新聞・大阪毎日新聞)などの大手新聞社をはじめ、全国には数多くの新聞社があり、日々読者に様々な情報を伝えていました。しかし、そうした新聞社がすべての情報を掌握できたわけでなく、特に資本力の弱い新聞社は取材できる範囲が限られていました。その穴を埋めるのが、新聞社に情報を提供する通信社の存在です。大正期、東京には日本電報通信社のほか、帝国通信、自由通信、東方通信、国際通信などの通信社があり、様々な通信手段を用いてニュースを配信していました。
1923(大正12)年9月1日、関東大震災の発生によって京浜地域の新聞社は機能を停止します。それに対し、大手新聞社は東京と大阪の相互で特派員を派遣、災害情報の取得と発信に努めます。一方、通信社は被災地の情報を全世界に発信するため、現場の写真を各新聞社に提供していきました。本展示では、関西方面の新聞社が保有していたと考えられる通信社配信の写真から関東大震災の状況を紹介していきます。

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  • id: 6ee1
  • add: 2018-09-27
  • mod: 2018-09-27

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