今年はペリー提督が横浜に来航・上陸し、日米和親条約が締結されてから170年となります。この節目の年に横浜開港資料館ではシンポジウムを開催します。横浜開港はどのように成し遂げられたのでしょうか。異国船来航に対抗するための海防体制、居留地の形成過程、外国人社会の実像など、海防と開港が交差する横浜の幕末史を読み解き、国際貿易都市のルーツを探ります。
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13:30 趣旨説明 吉 雅規 (横浜開港資料館主任調査研究員)
13:40 第1部 特別講演
「ペリー来航とその後の日本」 西川 武臣 (横浜開港資料館館長)
14:20 第2部 研究報告
「横浜開港前夜 武州金沢藩の海防」 小林 紀子 (横浜市歴史博物館主任学芸員)
「山下居留地の形成過程」 中尾 俊介 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻助教)
「外国人からみた開港地問題と横浜居留地」 白井 拓朗 (横浜開港資料館調査研究員)
15:30 第3部 討論 司会:神谷 大介 (横浜開港資料館調査研究員)
16:30 閉会 ※閉会の時間は前後することがあります。