主な展示品:円形木管・玉川水道株式会社関連資料(量水器桝蓋・止水栓筐蓋・止水栓など)
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江戸時代の神田上水や玉川上水で「木樋」と呼ばれる角材や板でできた水道管が使われていたことはよく知られています。
明治時代以降の近代水道になると、ポンプによる水圧に耐えられるように、鋳鉄で作られた鉄管が使われるようになりますが、実は東京でもわずかながら木でできた水道管が近代以降に使われた地域がありました。
本展示では、東京都水道歴史館の収蔵品の中から、大正〜昭和初期に使われた円形の木製水道管(木管)をご紹介します。